今では、すっかり長い物には巻かれて何ぼって言う、ショボクレたオッサンに成り下がってしまった自分ですが
自分で言うのもなんですが、その昔は反骨精神旺盛な若者でして
学校を卒業して、最初に入った会社では
「へっ、!!東京本社で、出世のレールを探しながら姑息に生きていくのなんて、息苦しくてやってらんねぇよ!!!」
などと息巻いて、せっかくの本社勤務なのに、わざわざ地方への異動願いを出し続け
それでも、なかなか異動させてもらえないものだから、酒の席では、酔っ払っては部長に、「異動させてくれ~」 と絡んでおりました
あ、別に東京が嫌いだったわけでは無いですよ、寂しい町だとは思ったけれど・・・・
しばらくして、晴れて地方勤務を命ぜられ、部長に「張り切って行って参ります!!」
とお礼の電話を掛けると
「おう、張り切って行ってこいや・・・」
と言われたのも今昔・・・・
地方で上司になった人は、竹内さん
この竹内さんも、仕事は出来るけど、上にまったくオベッカ使わないもんだから、万年地方をたらい回しにされている方(地方の難しい所に行っては、軌道に乗せては、次へ次への人でした)
入社したときから、
「竹内さんに気に入られたら、ず~っと地方を転々と連れていかれるぞ・・・」
と言う噂がマコトシヤカに囁かれておりました
で、その竹内さん・・・・・
めっちゃ良い人でして
年だって随分離れてるのに、弟の様に可愛がってくれまして
毎晩毎晩、連れ立って飲みに行ってました
仕事では鬼の様に厳しい方でしたが、大好きな上司でした
その年、夏頃社員旅行の案内がまいりまして
竹内さんも、僕も身柄は本社なものですがら、東京本社から社員旅行の案内が参ります
その年は、「草津温泉、現地集合現地解散」 と、運動会系な社員旅行でした
あ、うちの会社は、面接で、学生時代に、運動会系の部か、応援団に所属してると、ほぼ間違いなく、その日のうちに内定がいただける会社でした(ちなみに僕もその日に内定をもらって帰ったクチです・・)
だから、会社の重役連中でさえ、元応援団、元ボクシング部、空手、柔道etc・・・・
ある年、「今日は、無礼講だから」と言って始まった忘年会で、酔った勢いで、部長の頭をヘッドロックして、鼓の様に叩きながら、
「おい~このハ~ゲ」
とやった先輩は、上司数人にフスマの裏に連れていかれ、再度会場に戻った時には、すっかりおとなしくなっていて、宴会終了まで正座したまま、とっても静かだったと言う伝説すらあります・・・・
んでもって、その年の社員旅行
竹内さんと連れ立って、深夜バスに乗って草津温泉へ出かけていきました
草津の湯をいただき、おまちかねの宴会です
専務、部長の挨拶が終わり、どんちゃん騒ぎで宴は進みます
その頃、本社の総務部には、野上さんと言う、えらく綺麗な女性がいまして
当時の会社でのマドンナでした
宴会が進むにしたがって、その野上さんの周りには取り巻き連中がワラワラと集まり、野上さんを中心に何重もの円ができてました
それを見た竹内さん
「ネッスルゥ~あのな、あんな仲間に入るんじゃねぇぞ~、チャラチャラした連中ばっかしだなぁ、あったくよぉ、あんな、野上なんて女じゃなくてな、ほ~んと~に良い女はなぁ、このエッチャン!!こう言う女を言うんだよぉ~わかったかぁ!!」
「はい!自分もそう思います!!!」
とエッチャン先輩に時々色目を使われながら、竹内さんと僕とエッチャン達の夜は更けていきました(エッチャンの容姿については深く聞かずにお願いしたい(-。-;)
翌日、竹内さんは、東京の家に寄っていくから、一日遅れで帰ると言う事で、僕だけ先に地方に帰る事になりました
初めて来た草津から、いきなり帰れと言われても、どうやって帰ろうかなぁと思案していたところ
同期の宮田が、車で来てるから、駅まで乗っけて行ってくれるとの事
荷物をまとめて、宮田の車の所に行くと、駐車場には、先輩達の車が何台か止まってました
そして、とろけそうな顔で、話をしている先輩達の中心に居たのは・・・・
野上・・・さん・・・だ・・・・・
まいったな・・・竹内さんと交わした男の約束があるのに、不可抗力とは言え、この集団の中に入ってしまうのか・・・・
宮田のやつの袖をひっぱって、お前だけこの集団から外れて、俺を駅まで乗っけててくれと頼むも、理由を知らない奴は
「なんでだ、せっかく野上さんと遊べるチャンスなんだ、先輩達と、この後ドライブに行く予定だから、皆でお前を新幹線に乗れる一番近くの駅まで送って行ってやる」
と・・・・
しかた無しに、宮田の車に乗って出発
しかし出発してからも、事ある毎に、ドライブインなどで皆で止まり、止まる度に野上さんを中心に談笑が続く・・・・
僕は、竹内さんとの約束もあるので、そのたびに、一人で面白く無い顔でおりました
何度かの、休憩の後で、やっと僕は駅に下ろしてもらい皆と別れる事になりました
駅で、降ろしてもらって、荷物を抱え、宮田に礼を言い、先輩達に挨拶をしていると
集団の中心にいた野上さんが・・・・・
スタスタと歩み寄って来て
「ネッスル君、気をつけてね^^」 と・・・・・
美しい微笑みに不意を突かれた僕は
∑(゚∇゚|||)はぁうっ!
すっかりヤラレテしまいました
その後僕は、帰る電車の中で、ニヤケタ顔を隠しながら
所詮、僕の反骨は・・・・トンコツと大した違いは無いんだと、気が付いた22の夏でした・・・・
今日初めて覗いたブログですが、とある、女性○○○ーさんのブログを見ていて、なぜか、な~ぜだかチヤホヤされていたお姫様の野上さんを思い出しました僕でした
え?どこのブログだ? ですって
・・・・・
そりゃぁ、
僕には言えません (-。-;)
本日バイクにまったく関係無い記事で申し訳ございませんでしたぁ~^^;
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