明け方にテントを叩く雨の音で目が覚めました
最初は遠慮がちにポツポツと
やがて、バラバラ大音響でテントを殴り付けはじめました
雨の中での撤収の順番を考えているうち、また眠ってしまっていたようです
もう一度目が覚め、時計を見るとAM7:00
雨の音を聞きながら、ボーっとシュラフに包まり続けます
子供の頃からなぜか雨の音を聞くと、眠くなります・・・・
嫁に言わせると
「そんなの誰でもそうじゃないの?」
との事らしいですが
そうなんでしょうかね?
なんだか撤収するのも、帰るのも嫌で、ぐずぐずとシュラフの中で横になったまま時間を過ごしてしまいました
30分もグズグズした後で、意を決してシュラフを抜け出します
うほっ!さぶい!!
雨の中をトイレまで行って顔を洗います
朝飯を食べる気になれなかったが、食べないと体が暖まらないと思い、初日の夜に買って、そのままになっていたウドンを食べる事に
テントの前室で、バーナーにかけたコッフェルの中で、やがてグツグツと煮えると、モウモウと湯気が出て、今日がいかに寒いか思い知らされます・・・・
ウドンをすすりながら、高知までどのくらい距離があるのだろう
寒い雨の中を延々走ることを考えると・・・・
しかし走り出さなければ、絶対に帰り付く事は無いと思い撤収作業へ
シュラフや、マットやらテントの中の物をまとめてパッキング
サイドバックを付けてから全体の容量が増えたので、以前の様にパッキングにあまり気を使わなくて良くなったのが嬉しい
以前はパズルの様にギッチギチに詰め込んでいたので、一つ入れるところを間違うと、何かが入らなくなっていました
テントの中で雨具を着込んで、バイクとバックやらをトイレの軒先にもって行き
その後、雨の中でテントの撤収
ビショビショに濡れたテントを畳んで入れるのは、どうにも気持ちが悪いものです
すると、温泉施設の方から、単気筒のバイクのエンジン音が聞こてきました
見ると、雨具を着込んだライダーの方が出発するのが見えました
そう言えば、昨夜結構夜更けにバイクが入って来た音が聞こえたのだが、その方は、施設の方に泊ったようです
雨の中を濡れながら、撤収作業をしている自分を考えると
3500円払って、あちらに泊まれば良かった・・・・と本気で思いました
トイレの軒先で積込作業をしていると、トイレ掃除のおばちゃんがやってきて、掃除をはじめました
おはようございますと声を掛けると、
「ほう、高知に帰るのかね、雨が降っていけんかったねぇ」
と優しい言葉・・・・
おばちゃん・・・おばちゃんに
会えてよかったよぉ o(TヘTo)
積込を済ませ、降り続く雨をしばらく眺めていたが
覚悟を決めて出発
秋吉台を通って、一番近くの高速道路のインターを目指す
雨の中の秋吉台の高原の道は霧に煙っていました
普段なら、多くの観光客の車が走っているだろうけれど、時間も早い事もあったのか、擦れ違う車もまばらでした
秋吉台を抜ける頃にはすでに、冬用のグローブはビショビショ・・・・
いつも雨に逢うのだから、レインウローブくらい持っていれば良いのでしょうが、なぜかレイングローブを買う気になれなくて・・・・・
雨にやられるたびに次回は買おうと決心するんですけどね^^;
中国道美祢ICから中国道に乗ります
高知まで何Kmあるのかまったく分りません
とりあえず、東へ東へ
岡山から瀬戸大橋を渡って帰るつもりです
今日は高知まで全線高速を使います
途中雨の中を走っている何人かのライダーの方と擦れ違いました
対向車線を走っているのに、僕に気がついた数人の方は元気良く手を挙げていってくださいました
なんだか同じ苦痛を感じながら頑張っている仲間が居るような気になり少しだけ元気になりました
しかし、土砂降りの冬の雨の中を走るとは、よほどの理由があることでしょう・・・・・
お互いに御愁傷様です・・・・
しかし寒い・・・・
本気で寒いです
途中何度かSAで休憩をしましたが、下手に体が暖まると、走り出したときに尚更寒くなるんですよ
そう、子供の頃、プールで泳いでいて、一旦プールから出て、体が暖まると、次に水に入るとき余計に寒く感じたあの感じ!!!
おまけに、ジェットヘルのインナーも雨に濡れてしまい
それが、120Kmくらいで走るともう
水冷ですわ
頭水冷
しかも気化熱効果もありますので、
あったまキンキン( ̄ー ̄;
冷えすぎて頭が痛くて・・・・・
高速道路は120で走る僕の横を大型トラックなどが追い越していきます
カウルの付いて居ないスポはそれだけでも風圧が凄いのに、トラックなんかに横を追い越されるとフラフラ~
えぇ、フラフラと一気に天国まで
いけそうでしたよ(-"-;A ...
そんな中で延々走っていて、「岡山150Km」 の案内板を見たときには、もう、本気で気を失いそうになりましたです・・・・・
寒い土砂降の雨の中を走ります
もお、顔が濡れているのは、雨なんだか、涙なんだか、鼻水なんだか訳わからない状態です
SAで何度かの休憩と給油をくりかえし走りました
山陽自動車道の 「小谷SA] では、あまりの寒さに我慢できず、雨具のまま、しずくをボタボタ落としながらも店内に入り、出来るだけ目立たない所で缶コーヒーをすすっていました
店内はおしゃれな方達で賑わっていまして、雨具を来て、震えながらコーヒーを飲んでる姿は、まぁ、異様ですね・・・・・
いくら目立たないようにしていても、おもっきし目立ちますわ・・・・
たぶん僕が親でも子供に 「こら!見ちゃだめ!」 とか言ってしまいそうです(TT)
皆さんの視線が辛くて、早々に、バイクの所に戻ると、僕のスポをグルグル廻ったり、下から覗きこんだりしている年配の男性が・・・・
僕のスポはハーレーらしくないのが珍しいのか、PAなんかでも結構皆さん見て行かれます
特に年配の男性の方が多いですね
うちの親父に初めて見せた時は
「なに?これ?本当にハーレーなの? かぁ~!! ちっちぇえハーレ!」
って言ったほどです(-。-;)
でも、この時の男性の興味振りは今までに無い様子でして・・・・
僕はバイクの所まで来ると
男性 「あっ、ちょっと見せてもらってたよ、これハーレーなんだねぇ」
僕 「えぇ、そうなんですよ、ハーレーらしくないでしょ^^」
男性の方 「うん、ハーレーも変わったねぇ、実はね、僕は戦後にハーレーを直してた頃があってね」
とのこと
やっぱしエンジンとトランスミッションは別なのか?とか
チェーンじゃなくてベルトになってどうだ?とか
ハーレーの事をとてもよく知ってらっしゃいました
昔のハーレーは良く壊れてねぇ、なんて話を聞いているとトテモ楽しくて、話が出来て嬉しかったです
そのうち駐車場の方から奥様と思われる女性の方に呼ばれて戻っていかれましたが
別れ際に 「ありがとう」 と言ってくださり、楽しい話を聞かせてもらったのはこちらなのに、申し訳無いような気がしました
もっと話たかったなぁ^^;
その後、なんとか瀬戸大橋たどり着きましたが
瀬戸大橋上の風を計るフラフは真横向いてます
こわいっすよ~
一車線分を左へ右へ・・・
一風で左端から右端まで流されます
(昨夜眠いのを我慢して書いていたら風速80Kmなんて書いてました・・・風速80mの間違い?なんて思ったりしましたが、それもオカシイ・・・・思い出せないので、記事を訂正させていただきました・・・御了承くださいませ^^;)
あまりの怖さに最低制限速度の50Kmでしか走れませんでした
橋から下をみると風で三角波が立って、嵐の様な海を船が行きかっていました
どうにか無事橋をわたると四国です
四国の人間は、旅に出て帰ってくるとき、四国に入った瞬間に帰ってきたなぁ~と思うと皆言います
この日も橋を渡った瞬間に少しだけホッとしました
あと少し・・・・
ガンバレ~ネッスル~
自分に言い聞かせながら走りました^^;
やっと家に着きバイクに跨ったままサイドスタンドを掛け、エンジンを切り、後ろの荷物にもたれて、しばらく動けなくなっていました^^;
無事に帰れたのが不思議な気持ちでした・・・・
この日の冬の雨の中の走行距離480km・・・・
その日は、さすがにしばらくバイクに乗らなくて良いなと、本気で思いました・・・
その一週間後・・・・・
寒空の下、ジャケットを着て、またバイクで峠を走っていました
ほんっと僕も物好きだなぁ^^;
今回のツーレポは、その5までになってしまいました・・・・
長々とまとまりの無い文章に最後までお付き合いくださいました皆様に感謝でございます^^;
おまけにいつもの事ですが、どうも最後の回は更にグダグダの文章になってしまい、自分でも嫌になってしまいます・・・・
次回からもう少し頑張りますので、これに懲りずに、また宜しく御願いします^^;
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参考までに、今回のツーのルートを載せさせて頂きます
使える様な地図では無いと思いますが・・・・
記事の途中で地図を載せなくてすいませんでした^^;
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